猫の健康診断は必要?検査のチェック項目とおすすめの検査タイミング

先日、うちのマム(11歳)が健康診断を受けてきました。

猫の11歳は、人間でいうと60歳くらい。もう立派なシニア猫なんですよね。

毎日元気におやつをねだったり、お気に入りの場所でお昼寝したりしてるけど…

見た目だけではわからないこともたくさんあります。

だからこそ、定期的な健康診断ってやっぱり大事!

今回はちょっとしっかりめのコースにしてみました。

血液検査や尿検査にくわえて、内臓の状態をしっかり確認できるエコー検査も加えてもらいました。

今回は猫の健康診断についてのお話です。

検査で何がわかるのか、どんなタイミングで受けるのがいいのかをまとめました。

実際にマムが使った尿採取グッズの紹介もあるので、ぜひ参考にしてくださいね。

目次

健康診断でチェックできること

猫の健康診断って、どんなことをするの?と思う方も多いかもしれません。

猫の健康診断では、目に見えない体の内側の状態を把握できます。

今回マムが受けた検査内容を中心に、主な検査項目を紹介します。

基本検査

  • 身体検査:目・口・耳・皮膚などをチェック。心音やお腹の触診も。
  • 体重測定:日々の変化を見逃さないための基本中の基本。

血液検査

  • 腎臓・肝臓・膵臓の数値
    → シニア猫で増えてくる腎臓病や肝機能障害を早期発見。
  • 血糖値や電解質バランス
    → 糖尿病や脱水のサインもここでチェック。

尿検査

  • タンパク・糖・pH・比重など
    → 腎機能の状態や尿路感染の有無を確認。

超音波(エコー)検査

  • 肝臓・腎臓・膀胱・腸・脾臓などの内部を画像で確認
    → 腫瘍や異常構造がないか詳しく見られます。


特に腎臓や肝臓の数値は、シニア猫にとって重要なポイント。

見た目は元気でも、内臓にトラブルが隠れていることもあります。

特に腎臓系の病気は初期症状がほとんど出ないので、定期的な数値チェックが命を救うこともあるんです。

尿検査ってどうやるの?

さて、検査の中でもちょっと大変だったのが尿検査。

健康診断前に自宅で採取して病院に持っていくのですが、

動物病院から「採取して30分以内に持ってきてください」と言われています。

でも、これがなかなか病院の診察時間内にしてくれないのでハードルが高いのです…

今回はこの「ニャンとも清潔トイレ 猫ちゃん想い設計 おしっこチェックキット」を使ってみました!

中身はというと、

  • おしっこ比重チェッカー 約10mL
  • おしっこトレー 2枚
  • 猫システムトイレ用シート 1枚

これで1回分となっています。


マムのトイレはニャンとも清潔トイレを使っているので、おしっこトレー2枚がちょうどピタッと入ります。

まずトイレ用シートを敷いて、その上におしっこトレーを置きます。後はおしっこをしてくれるのを待つだけ!

トイレをしてくれたら、トレーで尿の色を確認して付属の容器に採取します。

容器に入っているビーズの浮き方で比重が確認できるんです。

容器が入っていた袋に入れてそのまま動物病院へ持っていけばOK!

準備も片付けも簡単で思っていたよりも楽チンでした。

こういったキットがあると病院に毎回持っていかなくても、自宅で定期的にチェックできるので便利ですよね!

ぽっち

1回勝負だから、病院の時間内にトイレしてくれるかドキドキだったけど、診察時間終了15分前にトイレに行ってくれてホッと一安心😊

マム

病院の時間に間に合うように我慢してたのにゃ
膀胱パンパンだったにゃ

健康診断のタイミングと料金

猫の健康診断、実際にはどのくらいの頻度で、どんな検査をすればいいのでしょうか?

あわせて気になる「料金相場」もご紹介します。

一般的には以下が目安です:

年齢検査の頻度検査内容の目安料金相場(税込)
〜6歳1〜2年に1回血液・身体検査中心約5,000〜10,000円
7〜10歳年1回血液+尿検査約10,000〜15,000円
11歳〜6ヶ月に1回血液・尿・エコー検査など約15,000〜25,000円以上
※動物病院や地域によって差があります。あくまで目安としてご参考にしてください。

料金について、もう少し詳しく

  • 基本コース(身体検査+血液検査):約8,000〜12,000円
  • 尿検査追加:+1,000〜3,000円
  • エコー検査(腹部超音波):+5,000〜10,000円
  • レントゲン検査:+5,000円前後

マムが今回受けたのは「血液+尿+腹部エコー」のしっかりめコースで、25,000円(税抜)でした。

爪切りと目薬もお願いしたので、合計で30,000円以上となってしまいましたが……

よく「元気そうだから大丈夫」と思いがちですが、猫って本当に不調を隠すのが上手なんです。

特に腎臓系のトラブルは、症状が出た時にはかなり進行してることも。

だからこそ、年に一度の健康診断は「安心を買う」感覚で受けるのがオススメです。

そしてシニア期に入ったら、半年に一度にするのも◎。

今回の健康診断も「少しでも早く変化に気づけるように」という気持ちで受けました。

マムは7歳から年に2回健康診断を受診していますが、そのおかげで今まで病気とは無縁で元気でいてくれます。

結果は1週間後。

正直ちょっとソワソワするけど、今のマムを知ることは私にとっても大事なこと。

「うちの子、まだ若いし元気だしな〜」と思っている方も、一度チェックしてみると安心につながりますよ。

マム

おなかにぬる〜い機械を当てられてびっくりしたけど、
帰ってきてごはん大盛りとおやつ食べて機嫌なおったにゃ
こうしてごはんモリモリ食べれるのも健康診断のおかげだにゃ

ぽっち

最近、大好きなおやつ「しっとリッチ」にハマってて、
食べ過ぎてるから、結果が気になる……
結果次第では、少し控えめにしないとね

マム

にゃにっ‼️

まとめ

猫の健康診断って、費用も時間もかかるし、ちょっとハードルが高く感じるかもしれません。

でも、病気の早期発見や予防のためにはとても大切なこと。

「うちの子、元気だから大丈夫」と思っていても、病気が隠れてることもあります。

あなたの猫さんは、最後に健康診断を受けたのはいつですか?

この機会に、見直してみませんか?

そして、いつまでも元気でそばにいてもらえるように、今できることを少しずつ☺️

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