うちのマムは、お風呂の支度をしてると「ピン!」ときちゃうタイプ。
タオルを取り出したり、お湯をためはじめると、ススス〜っとベッドの下に避難します(笑)
でも実は、シャンプーそのものはそんなに嫌いじゃないみたい。
気持ちよさそうに目を細めたり、乾かした後にゴロゴロ甘えてきたり…
そんな姿を見ると、ちょっとほっこりしちゃいます。
今回はそんな我が家の体験も交えながら、
「猫にシャンプーって必要?」「どうやったら嫌がられない?」などの疑問に、お答えすべく
嫌がらせないコツや、おうちでできる優しいケア方法まで、ゆるっとご紹介します🐱🛁
猫にシャンプーは必要?
結論から言うと、基本的には必要ありません。
猫は「自分でグルーミングする天才」なので、体をきれいに保つのが得意なんです。
でも、例外もあります。
こんなときはシャンプーが◎
- ノミや汚れがひどいとき
- 長毛種で毛が絡まりやすいとき
- 皮膚トラブルがあるとき(※獣医さんの指示が必要)
- シニア期や病気などでグルーミングができないとき
- 飼い主さんが猫アレルギーの場合
じつは私も猫アレルギー持ちで、マムとの暮らしを快適に保つために、
1〜2ヶ月に1回のペースでシャンプーをしています。
抜け毛やフケを洗い流すことで、アレルゲンの対策になり、
「くしゃみが減った」「目がかゆくなりにくい」など、実感できる効果があるんです◎
基本、猫は水に濡れるのが苦手なので、猫ちゃんの性格や体調を見て、必要かどうか判断してあげてくださいね。
猫用シャンプー、どれを選べばいい?
人間用は絶対NG!
猫の皮膚は人間の約1/3の薄さしかなく、とってもデリケート。
人間用シャンプーは刺激が強すぎて、かゆみや乾燥、炎症の原因になることがあります。
さらに、猫はシャンプー後に自分で毛づくろいをするので、
人間用シャンプーの香料や成分を舐めてしまう危険性も。
必ず猫用の低刺激シャンプーを使ってあげましょう。
猫用シャンプーを選ぶポイント
ポイント | 内容 |
---|---|
弱酸性 or 中性 | 肌にやさしい成分を選びましょう |
無香料・無着色 | 香りが強いとストレスになります |
泡切れがいい | 短時間で流せるものが理想 |
皮膚トラブル対策 | フケ・かゆみ対応など、目的別に選べます |
うちのマムさんは「mofuwa モイスト シャンプー」を使っています。
無香料で猫ちゃんが苦手な香りもなくて、デリケートな肌に優しい無添加処方。
その上、洗い上がりもしっとりふわふわです。
なによりマムの機嫌が悪くならない(これ大事)。

シャンプーの前に準備すること
猫ちゃんをシャンプーする日は、「今日はイベントだぞ!」くらいの心構えで挑みましょう(笑)
- 猫用シャンプー
- ぬるま湯(38℃前後)
- 洗面器か浅めのバケツ
- タオル2〜3枚
- ドライヤー(音が静かなもの)
- おやつ(ごほうび用)
ポイントは「短時間で終わらせる」ことと、「怒らせない」こと!
その子の個性に合わせて、「今日はやめとこか」って引くことも、信頼関係のひとつだなあと思っています。

シャンプーのやり方
- ブラッシング
毛玉を取っておくと泡立ちもよくなります。 - ぬるま湯で全身を軽く濡らす
シャワーは苦手な子が多いので、カップで少しずつ。 - シャンプーでやさしく洗う
顔まわりは避けてね。ゴシゴシはNG! - よーくすすぐ
泡が残らないように。時間をかけて丁寧に。 - タオルで包んで水分をオフ
猫は寒がり。すぐにふいてあげてください。 - ドライヤー or 自然乾燥
ドライヤーが怖い子は、あったかい部屋で乾かして。
シャンプーで嫌がらせないためのコツ
- 前もってブラッシングしておくと毛玉が減って、シャンプー中に引っかからず◎
- お湯の温度はぬるめ(38℃前後)で、音が静かなカップや手桶でそっとかける
- 顔や耳まわりは濡らさずに、さっと拭く程度に
- 1回で完璧を目指さない!「今日はここまででもOK」と思えるゆるさが大事です
- 終わったらたっぷり褒めて、ごほうびのおやつを(←マムの一番のお楽しみ♡)
猫の機嫌や体調を見ながら、“今日はやめておこうかな”という勇気も大切です。
少しずつ慣れてくれたらいいな、くらいの気持ちでいきましょう🐱✨
マム流シャンプーのコツ
私は洗面器に少しのお湯とシャンプーを入れて、無印良品の泡立てボールで濃密泡を作って、
その泡を撫でるようにしてつけて洗ってあげています。
マムは顔も嫌がらないので顔も目や鼻や耳に泡が入らないように優しく撫でてあげると、気持ちよさそうにしてくれます!
シャンプーなしでもできるケア方法
シャンプーがどうしても苦手な子には、無理せず別の方法でケアしましょう。
- ウェットタオルで体をふく
- ドライシャンプー(パウダー or 泡)
- こまめなブラッシングで毛づくろいサポート
マムはまだシャンプーにも付き合ってくれていますが、
これから年齢を重ねるにつれて、頻度を見直す必要が出てくるかもしれないなと感じています。
そのときは、ウェットタオルでの拭き取りやブラッシング中心のケアに切り替えて、無理なく続けていきたいなと思っています♪

シャンプーって気持ちいいけど、タオルドライが苦手にゃ
ごほうびのおやつは絶対忘れないでにゃ!



シャンプーの時は気持ちよさそうなのに、
その後タオルで拭き拭きするときは小さい声でシャーッって言うよね😅
おやつはジャーキー1本追加するね!


まとめ 🐾 猫のシャンプーは“必要なときだけ”やさしく
猫のシャンプーは、いつも必要というわけではありません。
でも、必要なときに負担にならないよう優しくケアしてあげることが大切です。
アレルギー対策としても、猫ちゃんの健康維持としても、
無理のない頻度で取り入れることで、お互いに快適な暮らしが続けられます。
何よりも大切なのは、猫の気持ちに寄り添うこと。
「嫌がってるな」と感じたら、無理せず別の日にするのも愛情です。
シャンプーはちょっと特別な日。
終わったあとはふわふわの手触りと、ちょっぴり甘えんぼな猫に癒されるかもしれませんよ🛁🐱

