この前の朝、マムが窓辺で気持ちよさそうに日向ぼっこしていました。
伸び〜っと大きく体を伸ばして、満足げな表情。
そんな姿を見ていると、「健康でいてくれることがなによりだな」と、改めて感じます。
先日、マムの健康診断に行ってきたという記事を書きましたが、
今回はその結果が出たので、ご報告編です。
結果は…異常なし!
病院へ行って結果を聞くまでの間、ちょっとドキドキしながら待っていました。
先生に呼ばれて診察室へ入ると、まずは血液検査の結果から細かく説明してくださいました。
結果はMHC(ヘモグロビン量)が基準値より0.3高いだけで「数値も基準値内で問題ありません」とのこと!
次にレントゲンやエコーの画像を見ながら先生が丁寧に部位や写っているものなどを指しながら、
「内臓の形も大きさも問題なし。とても綺麗に写ってますね」と!
それを聞いた瞬間、うれしさと安心で、思わず「よかった〜」と声が出ちゃいました。
マム、実は中身も美猫だったようです(笑)
11歳という年齢的にも気になるところが多かったのですが、
今回は腎臓・肝臓・甲状腺・血糖値などの主要な数値もすべて基準内で、本当にホッとしました。

ニャんかドキドキしたけど、悪いとこなかったらしい!
それって、おやつ多めでもいいってことじゃない?



えっ、え〜と…健康維持のためには食べすぎ注意って先生も言ってたよ?
でも今日は特別、しっとリッチ5粒追加で!



やったニャ❗️
気になる検査費用とその価値
今回受けた検査は以下のとおり
(前回の記事ではエコー検査だけだと思っていましたが、レントゲンも入っていました)
- 血液検査:腎臓・肝臓・甲状腺・血糖値・貧血など
- 尿検査:pHやタンパク、糖など
- レントゲン:心臓や肺、骨格のチェック
- エコー(超音波検査):腎臓や肝臓、膀胱の内部のチェック
どれも、シニア猫の健康チェックには欠かせない内容でした。
今回初めてレントゲンと腹部エコーまでつけたフルコースにしたのですが、
「やっぱり受けてよかった」と心から思っています。
そして、今回の健康診断にかかった費用は、合計で27,500円(診察料は除く)でした。
決して安いとは言えない金額ですが、
もし万が一何か見つかっていたら…と思うと、今の健康を確認できた価値はプライスレスだなと感じます。
動物病院によっては、春や秋に「健診キャンペーン」などを実施していることもあります。
費用が気になる方は、そうしたタイミングを利用するのもおすすめですよ。


レントゲンやエコー検査でわかること
マムが今回受けたレントゲン検査とエコー検査。
どちらも「見えない体の中」を詳しく調べるために、とても役立つ検査です。
レントゲンでは猫の心臓病で多い肥大型心筋症になっていないか心臓の大きさが確認ができたり、
肺の形や骨格などに異常がないかなどがわかります。
またエコー検査では肝臓や膀胱内に腫瘍や結石などがないかなども確認できます。
レントゲン検査でわかること
レントゲン(X線)は、骨や臓器の大まかな位置・形・大きさを確認するのに向いています。
- 心臓や肺の大きさ・形(心臓病や肺炎の兆候など)
- 肝臓や腎臓、胃腸の位置やサイズ
- 膀胱結石・尿路結石の有無
- 骨折や関節の異常
特にシニア猫では骨の老化や心臓の肥大(肥大型心筋症)なども見つかることがあるので、定期チェックにおすすめです。
マムの場合は、どの臓器も大きさ形ともバランスが取れていて、骨にも異常なしとのことでした。
🔍 エコー(超音波)検査でわかること
エコーは、臓器の中身を確認することができます。
血流や臓器の質感までわかるので、レントゲンでは見えない部分を補ってくれる検査です。
- 腎臓・肝臓・脾臓・膀胱などの内部構造
- 腫瘍・しこり・結石・炎症の有無
- 腸の動きや内容物の確認
レントゲンで「形」を、エコーで「中身」を見る、というイメージです。
こんなふうにレントゲンとエコーを組み合わせることで、猫のからだの“今”を多角的にチェックできるんです。
先生いわく、「マムちゃんの臓器はとてもきれいに見えましたよ」と言われ、思わずニヤけちゃいました。
まとめ
今回の検査結果は、ただの「異常なし」ではなく、
「今の健康状態を記録しておく」という意味でもとても大切な資料になります。
たとえば次回の健診で数値が少し変化していたとしても、
「去年はどうだった?」という比較ができるようになります。
今は元気でも、シニア期に入るとどこかしらに少しずつ変化が出てくるもの。
猫は言葉で不調を伝えられないからこそ、定期的な健康チェックが何より大切。
早めに気づけるかどうかが、今後の生活の質に大きく関わってくるのだと思います。
もし「うちの子、いつ健康診断したっけ?」と思った方は、
この機会に検討してみてはいかがでしょうか?

